神戸市長選、現新４氏争い　市政運営の評価争点

　任期満了に伴う神戸市長選が１２日告示され、いずれも無所属で、４選を目指す現職久元喜造氏（７１）＝公明推薦＝と、元市議五島大亮氏（４８）、兵庫県労連事務局長岡崎史典氏（５６）＝共産推薦、会社社長木島洋嗣氏（５０）の新人３氏が立候補を届け出た。３期１２年の久元市政への評価が主な争点で、投開票は２６日。

　久元氏は出陣式で「バランスの取れた発展を目指す町づくりを進めてきた」と強調。自民、立憲民主、国民民主各党の県連も推薦する。

　五島氏は人口減少を課題に挙げ、積極財政による雇用創出や子育て環境充実を掲げる。

　岡崎氏は「物価高騰で苦しむ市民の生活を守る仕事をさせてほしい」と訴え、賃金引き上げ支援に意欲を示した。

　木島氏は給食費や水道基本料金４カ月分の無償化を提案している。