【ジャカルタ共同】体操の世界選手権は第4日の22日にジャカルタで男子個人総合決勝が行われ、予選トップの橋本大輝(日本生命・セントラルスポーツ)が内村航平以来、史上2人目の3連覇に挑む。12位通過だったパリ五輪王者の岡慎之助(徳洲会)らと争う注目の大一番へ、21日は練習会場で最終調整した。
橋本は床運動とつり輪を除く予選の4種目で高得点の14点台を並べた。唯一の不安は12点台と振るわなかった床運動。特に、着地に失敗した演技序盤の前方屈伸2回宙返りは、中国製器具への対応が鍵を握る。「心を整えて試合に挑む準備をしたい」と泰然と構える。
初出場優勝が懸かる岡は予選で痛めた腰の状態が気がかりだ。