34年ぶりに開催された大相撲のロンドン公演を終えた日本相撲協会一行の後発組が22日、羽田空港に帰国した。5戦全勝で優勝した横綱豊昇龍は「素晴らしかった。相撲がどんどん世界に広がっている。お相撲さんは頑張らないといけない」と貴重な経験を総括した。八角理事長(元横綱北勝海)、横綱大の里は21日に帰国した。
5日間の入場券は完売で約2万7千人が日本の伝統文化を楽しんだ。力士は大英博物館などを訪れ、11月の九州場所への英気も養った。敢闘賞を獲得した35歳の小結高安は「現実に戻ってきた。九州場所に向け、ギアを上げていく」と気合を入れた。
来年6月にはパリで開催される。