茨城県警は7日、ベトナム語で受験する普通自動車の仮運転免許の学科試験問題で2問に採点ミスがあり、本来合格とすべき96人を不合格に、9人を誤って合格にしたと発表した。試験はマークシート方式で、採点装置などに正答を間違えて登録したことが原因という。
96人は再受験で合格しており、試験手数料などを賠償する。誤って合格した9人が、その後本免許試験を受けて取得した免許は有効とする。
県警によると、2024年3月25日から今年7月11日まで使用していたベトナム語で受験する一部の問題で、道路標識と信号に関する2問の正誤選択を逆に採点した。
他言語の試験は点検したが、問題はなかったという。
