フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯は7日、大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームで開幕し、男子ショートプログラム(SP)で今季GP初戦の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が98・58点でトップに立った。第2戦優勝の佐藤駿(エームサービス・明大)が96・67点で2位。GPデビューの垣内珀琉(ひょうご西宮FSC)は12位。
女子SPは第1戦2位だった前世界女王の坂本花織(シスメックス)が77・05点でトップ。青木祐奈(MFアカデミー)は56・72点で9位、樋口新葉(ノエビア)は53・15点で10位と出遅れた。
ペアSPは長岡柚奈、森口澄士組が自己ベストの71・52点で4位につけた。アイスダンスのリズムダンス(RD)で吉田唄菜、森田真沙也組(ともに木下アカデミー)は69・61点で8位発進。
8日は各種目のフリーを実施。佐藤は3位以内、坂本は優勝となれば、ミラノ・コルティナ冬季五輪代表選考で重要な位置付けとなるGPファイナル(12月4~6日・名古屋)進出が決まる。
