埼玉県選挙管理委員会は7日までに、3月の同県入間市議選で初当選した国民民主党の益田英主市議(52)について、当選無効を裁決した。6日付。当選無効とした6月の市選管決定に対し、益田氏が取り消しを求めていた。今回の裁決に不服がある場合、東京高裁に提訴できる。
市選管によると、益田氏は2024年11月下旬に入間市へ転入。ただ同12月から約2カ月間は水道の使用量が少ないことなどから、市選管は居住実態がないと認定。被選挙権を得るのに3カ月以上の居住が必要とする公選法の要件を満たさないと判断した。
益田氏は今年3月16日投開票の市議選で、得票トップだった。
