キリンビールは7日、ビール「キリン一番搾り生ビール」と発泡酒「淡麗極上〈生〉」の135ミリリットル缶の出荷を11日分から停止すると明らかにした。アサヒビールがシステム障害で「スーパードライ」の135ミリリットル缶の出荷を停止した影響でキリンへの注文が想定以上に増えたため、出荷を調整する。
キリンによると、アサヒの代替需要で主力の350ミリリットルや500ミリリットル缶への注文が増え「350ミリリットル缶などの安定供給に注力する」とした。
135ミリリットル缶は少量だけ飲みたい人のほか、仏壇などへのお供え用にも需要があるという。ビール大手ではアサヒとキリンが生産している。
