原子力規制委員会の審査に合格した北海道電力泊原発3号機(北海道泊村)に近い岩内町で13日、原子力関係の特別委員会があり、早期再稼働を求める地元経済団体などの陳情を採択した。議会として早期再稼働に同意する方針が事実上固まり、同社と安全協定を結ぶ原発周辺4町村議会で同意方針が出そろう見通しとなった。
岩内町の特別委は本会議と同じメンバーで構成される。この日の会合では、複数の議員から再稼働に反対の意見が出たため、投票で陳情の採択を決めた。周辺の泊村と共和町の議会は同意を決め、神恵内村議会も同意方針を事実上固めている。
