【ロンドン共同】英公共放送BBCが昨年10月の番組でトランプ米大統領の演説場面を恣意的に編集したとされる問題を巡り、BBCは13日、トランプ氏側に謝罪の文書を送ったと明らかにした。映像を取り上げた特集番組を再放送しないと約束する一方、補償は拒否し、映像が名誉毀損に当たる根拠はないと主張した。
また、英紙テレグラフは13日、BBCが2022年6月に放送した別番組でもトランプ氏の演説で恣意的編集をしていたと報じた。昨年放送の映像と同じく21年1月の米議会襲撃事件直前の演説で、トランプ氏が襲撃を扇動したように見せる編集だったとしている。
