カーリングのミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選は5日(日本時間6日)にカナダのケロウナで開幕し、日本は男女の4人制、混合ダブルスで五輪切符を狙う。3種目とも出場枠は「2」で激戦は必至だ。
4人制は各8チームでの争い。8大会連続の五輪出場を目指す日本女子はフォルティウスが挑む。米国、ノルウェー、トルコがライバルとなりそうだ。3月の世界選手権ではストーンの配置で主導権を握られ、米国、トルコに屈した。有利な後攻で正確にショットをつないで、最終投の吉村紗也香が複数得点を狙える展開をつくりたい。
2大会ぶりの五輪出場が懸かる男子のSC軽井沢クは、厳しい戦いとなりそうだ。米国の力が抜けており、中国、韓国も手ごわい。スキップの山口剛史の戦術で終盤勝負に持ち込みたい。
混合ダブルスは五輪に採用されて3大会目で小穴桃里、青木豪組が日本勢初出場を目指す。16ペアが2組に分かれて行う狭き門の1次リーグを突破し、決勝トーナメントに弾みをつけたい。(共同)
