北海道は3日、原子力規制委員会の再稼働審査に合格した北海道電力泊原発3号機(北海道泊村)を、鈴木直道知事が4日午後に視察すると発表した。北海道電と安全協定を結ぶ泊村など周辺4町村の首長とも面談する。鈴木知事は先月の道議会で3号機の再稼働を容認する考えを表明しており、早ければ今月12日の道議会会期末までに見込まれる同意の最終判断を見据えた動き。
北海道によると、鈴木知事は北海道電の斎藤晋社長らの案内で原発構内を視察。規制委の新規制基準を踏まえて建設中の防潮堤も確認する。原発視察後は泊村役場に向かい、泊村、共和町、岩内町、神恵内村の4町村長と再稼働について面談する。
