【モスクワ共同】ウクライナ侵攻を受けロシアを撤退したトヨタ自動車は第三者による商標使用を防ぐためロシア当局に登録を申請し、同国特許庁が3日までに認めた。タス通信が報じた。登録された商標はスポーツタイプ多目的車(SUV)のブランド「ランドクルーザープラド」で2日付。
ロシア国内では撤退した外国企業のブランド力を利用しようとする動きがあり、米マクドナルドなどはブランドを守るため商標登録を申請してきた。
トヨタは2022年9月、ロシアの生産拠点だった北西部サンクトペテルブルクの工場での生産終了を発表。タスによると、同社は80件以上の登録を申請していたという。
