【RIZIN】ケイト・ロータス「大きな舞台なのでいつも以上に楽しみたい」RENA攻略に絶対の自信

■『Yogibo presents 超RIZIN.3』試合前インタビュー（26日・都内ホテル）
　RIZIN史上最大規模のビッグイベント『超RIZIN.3』（さいたまスーパーアリーナ）の第4試合で、RENAと対戦するケイト・ロータスが、2日後に迫った試合に向けて意気込みを語った。

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　洗練されたルックスで注目を集めるケイトだが、DEEP JEWELSを主戦場としキャリアを重ね、今年3月に自身初の打撃でのTKO勝利を飾り、RIZIN初出場と女子格闘技の象徴ともいえるRENAとの試合のチャンスを掴んだ。

　初めてのRIZINが過去最大規模の大会になったことが「ラッキーだと思ってます」と笑顔を見せたケイト。プロデビューしてから3年半でたどり着いたが「ずっと格闘技をやってきた選手たちから見たら『早いんじゃないか』って思われる方も、もしかしたらいるかもしれないんですけど。自分の中でいろいろ葛藤もあった3年半だったので、自分としては『やっとだな』って感じてます」とこれまでのキャリアを振り返った。

　今月14日に行われた公開練習では、RENAに勝っている点を聞かれて「全部です」と断言した。改めてその理由を聞かれると「今までやってきた練習量であったり、練習をしている場所のコーチたちの指導であったりとかを信じていますので。暗示をかけてるというより、真剣に思ってます」と改めて自信を見せた。

　RENAに勝利すると女子格闘技界の序列が一気に変わる可能性もあるが「自分はそうは思ったことがない。試合に対する覚悟はいつも込めているので、今回も特に変わらず、ただ大きな舞台なのでいつも以上に楽しみたいし、気が入っています」と、これまでと変わらぬ心境で試合に挑む。

　日本の女子格闘技界は、RIZINで圧倒的な強さを見せているスーパーアトム級王者の伊澤星花が頂点に立っている。伊澤とケイトはかつて同じジムで練習していたが、RIZINで最強を目指して戦っていく以上は、伊澤との対戦も避けられない。

　その点に付いてケイトは「ずっと一緒にやってきて本当の強さっていうのを知っているので、まだやっぱり自分では届かないと思います。でも、いずれはトップを目指さないといけない。 今はすぐにチャンピオンベルトではなく、目の前の選手に対して一戦一戦気持ちを込めて戦っていきます」と冷静に力の差を捉えているが、「いずれは自分が女子格闘技を引っ張っていく存在になりたい」と意欲も示した。