関西のラジオ番組に欠かせない人気アシスタントの山本量子さんが18日に亡くなった。48歳だった。所属事務所が21日に発表した。訃報を受けMBSラジオと、同局の番組で共演した山本浩之と近藤光史が追悼コメントを発表した。
【写真あり】6月には…元気な笑顔を見せていた山本量子さん
MBSラジオは「山本量子さんのご訃報に接し、心よりお悔やみ申し上げます」とし「『ヤマヒロのぴかッとモーニング』や『こんちわコンちゃんお昼ですょ！』のレギュラーパートナーを現在、ご担当いただいているほか、これまでも多くの番組にご出演・ご活躍いただきました」と振り返った。
続けて「いつも笑顔で出演者やスタッフを和ませ、皆から山量（やまりょう）さん、お量（おりょう）さんと親しまれた明るい語り口や美しい歌声をいつまでも忘れません。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を伝えた。
山本は同局を通じて「ひたすらに真っ直ぐな人でした。番組への復帰を心待ちにしていたので残念でなりません。只々、ご冥福をお祈りするばかりです」と追悼。近藤は「京都の桜 観に行ったね。祇園の店の料理 食べに行ったよね。又来ようねと言ってた所、色々ありましたね。楽しみにしていたのにもう行けないね。残念です。スタジオで逢えるのを楽しみにしていたのにもう会えないのですね。残念です。本当に残念です」としのんだ。
山本さんは、“山量”の愛称で、多数のラジオ番組で活躍。一方、婦人科系のがんを公表し、昨年7月から療養。今年4月5日、MBSラジオ『こんちわコンちゃんお昼ですょ！』（月～金 正午）に約9ヶ月ぶりに出演し、メインパーソナリティー・近藤光史と桂小枝から「めでたい、めでたい！」と迎えられた。
■所属事務所の報告全文
お知らせ
弊社所属タレントの山本量子が、去る令和6年8月18日永眠致しました。
山本はかねてより入院療養中で、たくさんの方から励ましの言葉を頂いており
ました。
4月、5月には番組に復帰しましたが、また入院することになり、そのまま、再度の番組復帰を果たすことなく、48歳で人生の幕を閉じてしまいました。
10年に亘る癌との闘いでした。誠に残念でなりません。
なお、通夜及び告別式は近親者のみで執り行われ、訃報のお知らせも葬儀後とさせていただきました。
これまでお世話になりました関係者の皆様に深く感謝致しますとともに、ここに謹んでお知らせ申し上げます。
株式会社オフィスキイワード
代表取締役 上田彰
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