動画配信サービスFODで『爆チュー問題』25周年記念特別番組『爆チュー問題 25チュー年 おめでとう&ありがとうスペシャル（仮）』が、6日の午後5時から独占配信される。明石家さんま、ナインティナイン、ハライチ、菊池桃子ら豪華ゲストがズラリと集結する今回、ORICON NEWSでは爆笑問題にインタビューを敢行した。
【写真たくさん】豪華ゲストともに…爆チュー問題25周年をお祝い
『爆チュー問題』は、天才ねずみ“おおたぴかり”と普通のねずみ“たなチュー”が、人間の世界から拾ってきたモノやわからない言葉について、デタラメな解釈をしたり、ねずみの仲間たちと大暴れする、バラエティに富んだコントが繰り広げられる番組となっている。
■爆笑問題
――まずは、終えられたばかりのさんまさんとガチャムクとのコントから、振り返っていただきたいと思います。
【太田光】（かみしめるように）いやぁーもう楽しかったね！
【田中裕二】いつもさんまさんの姿は、もちろん見ていますし、経験もあるんですけど、結局、さんまさんがご一緒してただ笑ってるだけっていう、視聴者とほぼ同じになっちゃうんですよね。圧倒されちゃうというか、いつもそうですね。ラジオにゲストに来てもらった時もありますけど、だからすごくぜいたくな幸せな時間でした。
【太田】あのサービス精神っていうか、やっぱりすごいなって。全部に応えてくれるし、それ以上に広げてくれるしやっぱり、オレはさんまさんのそういうところをずっとカッコいいなと思っていたから、まぁー幸せでした。
――先日BSフジで放送された『太田光のテレビの向こうで』で、太田さんは関口宏さんと対談されていました。その中で、この後何が起こるかわからない様子が流れる様子こそテレビの醍醐味だという話になりましたが、きょうのさんまさんとの収録は「まさにテレビ」を感じる現場でした。
【田中】ムックにダメ出しする人いないですからね（笑）。
【太田】充実した時間でしたよ。
――太田さんがさんまさんに「さんまさんは欽ちゃんだ」と伝える一幕もありました。
【太田】やっぱり、リアクションが面白かったですね。やっぱりこう、複雑なんだろうなぁと思うけど、言い方も含めてさんまさんらしいというかね。
【田中】（さんまが欽ちゃんのことを）本当に好きで尊敬しているというのも伝わってくるし、いい時間でしたね。
――『芸人人語 旧統一教会・ジャニーズ・「ピカソ芸」大ひんしゅく編』には、さんまさんとのエピソードも出てきますが、それを踏まえるとこの共演がさらに熱い気持ちになりました。
【太田】コントの中で冗談っぽくだけど、やっぱり「最後までスタジオで死ぬまで（やりたい）」という言葉を聞けたのはうれしかったですね。
【田中】その演出についても話をしていましたけど、それは今ひとつわからなかったですよね（笑）。
【太田】声が出なかった時に本当にやめようかと思ったと言っていましたけど、結局最後までやるって言っていたので。
――ナインティナインさんとはラジオブース風のセットで収録を行われたそうですね。
【田中】ラジオ設定のコント仕立てのトークにしたんですよ。4人だけというのは、あまりなかったですね。昔どう思っていたのかとか、ラジオにきたハガキの質問に答える体（てい）で。そこはもう、爆チュー問題とナインチュナインではなくて、爆笑問題とナインティナインとして答えていました。あの時ムカついていたみたいな話もあって、貴重な今までテレビでもお互いしてないようなエピソードも飛び出しました。
【太田】楽しかったですよね。けっこう昔から、お互いのことを知っていて、我々も『めちゃイケ』行ったりとか、そういうのがちょこちょこあったんだけど、4人だけでガッツリ話すっていうのは初めてでした。割と深い話もできたし、なんかこうお互い憎しみあっていた仲だとは思う（笑）。
【田中】そんな憎しみあってはない（笑）。
――ハライチさんのパートはいかがでしたか？
【田中】ハライチは、子どもの頃に爆チュー問題が好きで見てくれていたということで、お祝いに来てくれるということで、昔の振り返りシーンとかを岩井を見せてくれるという形でした。第1回目のVTRも見ました。
【太田】なつかしかったよね。
【田中】初回については、岩井曰く「ぴかりがきっちり台本通りやっている」ということで（笑）。
【太田】最初は、どうやろうかって感じだったね。
【田中】スタジオコントも、カット割りがちゃんとあったりするから、アドリブとかナシでちゃんと台本通りやっているのが新鮮で面白いみたいな。それで、そのうちだんだんぴかりがそんなの関係なくなって、暴れだすっていうのも紹介したりとか。
※後編では、爆チュー問題の成り立ちから「お互いへの感謝」を伝える。
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