お笑いコンビ・ブラックマヨネーズの吉田敬が、20日放送のカンテレ『マルコポロリ!ブラマヨ吉田徹底解剖 95分拡大SP』(後0:59~2:34※関西ローカル)に出演し、『M-1グランプリ』がきっかけで後輩の麒麟・田村裕と疎遠になった過去を語った。
【番組カット】ブラックマヨネーズ・吉田敬を敬愛する吉田軍団
吉田軍団のメンバーである田村、南條庄助(すゑひろがりず)、橋本武志(烏龍パーク)、奥田修二(ガクテンソク)、みながわ(ネイビーズアフロ)が集結。お笑い界きっての“ややこしい男”とされる吉田を愛する面々が魅力を語り尽くした。
2001年に第1回が開催された『M-1グランプリ』。準決勝で負けたブラックマヨネーズに対して、後輩の麒麟は決勝まで進出。終わった後、街なかで田村と一緒にいると「撮ってください」とカメラを渡されたことを振り返った吉田は「俺がお前らを撮んのかという気持ちになった」と回想。「すいません」という田村の謝罪にも「それが辛かった。あと一言謝ってたら、泣いとったで」と思いを吐露した。
田村も「その場では普通に写真撮ってそのままご飯とか行ったんですけど、いつもより口数が少ないんですよ。で、それまで毎日のように誘われてたのに、急に連絡がピタッとなくなったんですよ」と吉田の変化を回顧した。MCの東野幸治の「合ってるんですか?(田村が)人気になって疎遠になったのは」という確認に、吉田は真剣な面持ちで「すべて事実です」と認めた。芸人リポーターとして出演していたほんこんらからは「小っちゃ(笑)」と笑いが起こる中、東野は「これが天下の吉田敬よ」と評した。
さらに、2002年、2003年、2004年と『M-1』を見ることさえ辞めていたと打ち明けた吉田。「ある日、僕らは漫才よりもラジオでのフリートークのほうがおもしろいって気付いたんです。これまでのネタに足りなかったのは“人間味”やなと。僕と小杉がやらなきゃおもしろくない漫才をしないとダメだなと思ったんですよ」と意識が変わったことを打ち明けた。吉田の語りに奥田やみながわはうなずいて同意。さらにみながわが「『M-1』の歴代チャンピオンが初めに笑い声を起こす平均時間は11秒だけど、ブラマヨさんは44秒。スロースターターなのに笑いの密度では圧倒的1位なんですよ」と分析し、後輩の絶賛に吉田は大満足な様子だった。
東野が「ブラマヨが優勝した時のM-1って何組エントリーしてたんですか?」と聞くと、「3378組です」と即答。「これを言えなくなった時は、俺を老人ホームに入れてください」と言って、笑いを誘った。
TVer、カンテレドーガで10月27日午後1時59分まで見逃し配信。
ブラマヨ吉田、『M-1グランプリ』きっかけで麒麟・田村裕と一時疎遠に
2024/10/23 11:43
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