TBS『サンデーモーニング』（毎週日曜 前8：00）は、19日の放送で、中居正広とフジテレビをめぐる騒動をとりあげた。
【写真】会見を行った港浩一社長
フジテレビ港浩一社長が17日に会見を行ったことなどを、膳場貴子アナウンサーが報じた。「記者会の加盟社に限定され、映像の撮影は認められませんでした」と説明し、会見内容については、「第三者の弁護士を中心とする調査委員会を立ち上げることを明らかにし、私自身も調査を受ける立場で、説明には限りがあると述べました」などと報じた。
その上で、膳場アナは「組織としてのガバナンスが厳しく問われる状態だと思います」とした。
コメントを求められたフォトジャーナリストの安田菜津紀氏は、フジテレビの会見そのものについて「こういう態度で臨んでしまうと、今後たとえば、政治家だったり、大企業などが会見を制限してきたということをした時に、なんら説得力をもってそこに抗議できなくなりますよね。報道機関であるということを諦めますということを宣言しているようなものだと思うんです」と私見。
また、2020年に『テラスハウス』に出演していたプロレスラー・木村花さんが死去した件にも言及し、安田氏は「不都合と向き合わない構造そのものがなかったか、これ横断的な検証が必要なんじゃないかと思います」と語った。
一方、その後、膳場キャスターが「日弁連のガイドラインに沿った第三者委員会ではないということでした。失礼しました」と訂正する場面もあった。
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