TBS『報道特集』キャスター、フジ報道に私見　各社の「文春情報」ベースに疑問も「他人のふんどしで相撲を…」

　1日放送のTBS系『報道特集』では、「フジテレビ問題～メディア業界で女性は…」と題した企画を届けた。

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　番組では「中居正広さんと女性の間のトラブル。女性からの訴えに適切に対応していたのでしょうか。そしてテレビ局などメディア業界は、女性や性の問題をどう扱ってきたのでしょうか」との問いかけで、識者や業界関係者への取材を行った。

　コーナー終盤には、日下部正樹キャスターが、一連の報道について“メディアの取材のあり方”が問われていると指摘。「女性セブンがまず伝えて、週刊文春が続いた。その後のマスメディアの報道は、基本的に文春情報をもとに成り立っていて、独自の取材による情報は極めて少ないように感じるんですね。簡単にいえば、他人のふんどしで相撲を取っているようなもの」と私見を述べた。

　その上で「それが、あの10時間におよぶ会見に及んだとしたら、第三者の人はどう見たんでしょうね、あの会見をね。私たちは、もっとそのことについて自問すべきだと思う」と訴えた。