1月28日に亡くなった経済アナリスト・森永卓郎さんが手がけた私設博物館「B宝館」が2月4日、公式サイトを通じ、運営継続を発表した。
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「B宝館」は、森永さんが60年間にわたり集めてきたコレクションのうち、約12万点を展示する“ビンボーでおバカだけどビューティフルな博物館”。初代館長を森永さんが務め、2014年10月4日、埼玉県所沢市の新所沢にオープンした。
公式サイトでは「2代目館長」がメッセージを発信。森永さんの訃報を受け、2月1日の開館日を臨時休館にしたと報告した上で、「今後のB宝館はどうなるのか」についてつづった。
投稿では、「当館は『普段の暮らしの中で使っているものの中にこそ美しさがある』というコンセプトのもと、館長が『B宝館』と名付けた私設博物館です。館長が生涯をかけて集めたコレクションの一つ一つを大切に保管・展示しています」とし、森永さんが生前に「楽しい社会って何のか」に触れて「私はエンターテインメントの果たす役割って、すごく大きい」と語った言葉を紹介。
2代目館長は「館長の言うとおり、エンターテインメントというものは、生きること(衣食住)と直接的には関係しないかもしれません。ただ、『楽しい社会』を作っていくという点においては、社会に対して大きく貢献できるものであることは間違いないと考えていますし、これからも、そのような存在であり続けられるよう、B宝館という大切な場所を守っていきたいと思います」と記し、「来月からは、これまでと同様に営業を続けていきます。次の開館日は2025年3月1日(土)です」と案内。
そして「最後に、館長は生前『バットは振り抜け』『フルスイングで生きる』という人生のテーマの話をよくしていました。館長はその言葉どおり、バットを振り抜いて逝ってしまいました。最期まで『森永卓郎』を貫き、人生をフルスイングして生きたと思います。そんな館長を支え、愛して下さった皆様に、心から感謝の意を伝えたいと思います。素敵な愛を」と結んだ。
森永さんは、1957年生まれ、東京都出身。東京大学経済学部経済学科出身。幅広い知識と独特のキャラクターを活かし、コメンテーターや評論家として多数のメディアで活躍。書籍『年収300万円時代を生き抜く経済学』(光文社)など、著書も多数。2023年末にがん闘病を公表後も、精力的に活動し、亡くなる前日の1月27日までラジオに出演した。67歳の人生をフルスイングした。
がんと闘い“人生フルスイング”森永卓郎さん「大切な場所」運営継続を発表 「素敵な愛を」メッセージと共に
2025/02/05 16:31
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