MBS／TBS系『情熱大陸』（毎週日曜 後11：00）では、3月2日・9日の2週にわたって俳優・岡田准一（44）に迫る。
【番組カット】ある時はグラサンで…笑顔を見せる岡田准一
以前の所属事務所からの独立など、ここのところ大きな変化の中にいた岡田。繊細な演技からアクションまで、唯一無二の俳優として評価される一方で、さらなる高みを目指して何事も突き詰める無骨な姿には、鬼気迫るものがある。密着、7ヶ月。挑戦を続ける岡田の今を取材した。2週連続の放送は小栗旬編（2008年）、広瀬すず編（2021年）以来となる。
「心が燃えるかどうか」「無茶をすることが自分の救い」。この時代に？と思わずにはいられない言葉が、岡田の口ぐせだ。アイドル、俳優、アクションスター…いつも新しい何かに挑むのは、面白いものを作ることだけが自らの支えだと信じているから。
今挑んでいるのは、主演・プロデューサー・アクションプランナーという一人三役の大仕事。Netflixで世界配信される超大作だ。「日本だけでなく、世界でもヒットする作品を作りたい」。強い思いが、異様な熱量の現場を生み出す。撮影のない時は、ブラジリアン柔術の道場に通う。週に6日も。目的は肉体の働きの研究、これも演技に生かすためだという。6年前に始め、先日「黒帯」に。だが、そこからが本当の「修羅の道」だという。
岡田の関心はジャンルを問わない。日本の伝統技術を世界に知ってもらいたいと、全国各地を飛び回ってはその魅力を伝えていくプロジェクトまで立ち上げようとしている。挑戦が増えていく日々。一つひとつに向き合い続けることは簡単なことではないが、それでも本人は「無理しないと満足できない」と笑うだけ。いつも過剰な44歳の、現在地を見つめた。
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