俳優の蓮佛美沙子が主演を務めるNHK夜ドラ『バニラな毎日』（総合、月～木 後10：45ほか）の第15話が、12日に放送された。以下、ネタバレを含みます。
【場面カット】やわらかい表情で見つめる白井（蓮佛美沙子）
原作は賀十つばさ氏の同名小説。こだわりの洋菓子店の経営がうまくいかず、店を閉めることになった白井葵（蓮佛）。そこに現れたクセの強い料理研究家・佐渡谷真奈美（永作博美）から持ちかけられたのは、「お菓子教室」。大阪の小さな洋菓子店の厨房で開かれるお菓子教室にやってくる、さまざまな生徒とのふれ合いを描く。五感を刺激するお菓子の魔法が、孤独な人たちの心の渇きを癒やすスイーツ・ヒューマンドラマとなっている。
こんどのお菓子教室の生徒は、車いすに乗っている高校生の結杏（和合由依）。結杏の自宅でお菓子教室のリベンジをやることになった白井と佐渡谷は、「イートンメス」を提案する。結杏がメレンゲ作りを担当し、苺を煮詰める作業を結杏の母がやることに。かわいらしいメレンゲを完成させた結杏に対し、白井と佐渡谷は、せっかく作ったメレンゲを壊すよう伝える。思いっきりメレンゲを壊していく結杏を前に、動揺を隠せなくなった結杏の母が止める。
結杏は「パティシエになんかなりたくない！」と訴え、母への不満をはっきりと口にしていく。涙を流す母もまた娘を思う気持ちを吐露する。そんなシーンに視聴者も「結杏ちゃんの本音が出た」「えっ、ホントはパティシエになりたくない？」と驚き。
「結杏ちゃんーーーよく言うたよ」「うわぁこれはお母さんショックだ」と結杏に賛同する声の一方で、「結杏ちゃんのお母さんの気持ちに泣けるよーーー母の愛は偉大」「うわーんお母さんの気持ちわかる…！」と母への気持ちに寄り添う声もあった。「バニラな毎日の中島ひろ子さん良き」「今週出演してる和合由依さんがすごくいい。他の役者にはできない演技です」など和合と中島の演技に称賛するコメントが寄せられた。
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