7人組ダンス＆ボーカルグループ・BE:FIRSTのRYOKIこと三山凌輝とアイドルグループ・乃木坂46の久保史緒里がW主演を務める映画『誰よりもつよく抱きしめて』の本編映像と場面写真が13日、公開された。
【場面写真】三山凌輝＆久保史緒里の関係を揺るがす…強迫性障害抱える役を演じる穂志もえか
原作は、新堂冬樹氏の同名小説（光文社文庫）。『ミッドナイトスワン』『サイレントラブ』をはじめ、生きづらさを抱えながらも愛を通して他者と関わる人間の様相を映してきた内田英治氏が監督、イ・ナウォン氏が脚本を務める。
強迫性障害による潔癖症で、常にビニール手袋を着用して生活し、同棲中の恋人にも手すら触れることができない絵本作家志望・水島良城（三山）と、良城の病気を理解しつつも、自分の揺れ動く心に思い悩む書店員・桐本月菜（久保）の葛藤を切なくも美しく描く。そんな2人の関係が不安定になるなか、月菜の前に、恋人と触れ合っても心が動かないイ・ジェホン（ファン・チャンソン／2PM）が現れ、心を揺さぶる。
治療を決意した良城が合同カウンセリングで出会う、良城と同じ症状を抱える女性・村山千春は『第30回クリティクス・チョイス・アワード2025（放送映画批評家協会賞）』で最多4冠を獲得した『SHOGUN 将軍』で助演女優賞を受賞した穂志もえかが演じる。
良城と月菜の関係を大きく揺るがす千春の登場シーンの場面写真が公開された。月菜が良城を病院に迎えに行くと、良城と同じ強迫性障害による潔癖症を患う千春と親しげに話しているのを目撃する。強迫性障害当事者の気持ちを分かってあげられない苦しさや寂しさなど複雑な感情を抱えながら、静かに海を眺める月菜の表情が印象的な一幕となっている。
さらに、良城との関係に悩むなか、月菜が帰宅すると、良城が同棲する自宅に千春を無断で招き入れていた。静かに激昂する月菜に対し、悪気なく千春の肩を持つような良城の態度に、月菜は家を出て行ってしまう。気持ちを分かち合えない、相手の思いを理解できない苦しさを抱えながら、互いを想っているのに傷つけ合ってしまう良城と月菜。千春の登場に、2人の関係はどう変化していくのか。
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