ラッパーの般若が主演するABEMAオリジナルドラマ『警視庁麻薬取締課 MOGURA』最終話が、13日に放送された（ネタバレあり）。
【動画】最後に逆転なるか…！般若主演『MOGURA』最終話切り出し動画
本作はラッパーの漢 a.k.a. GAMIから3年前に聞いた実話を基に企画された。ラップスキルのある警察官が、覚醒剤や麻薬などの違法薬物を摘発するためにラッパー集団に潜入捜査を行ったという実話を基に描く、ABEMAオリジナルのHIPHOPエンタメドラマ。主人公となる警察官・伊弉諾翔吉（いざなぎ・しょうきち）を演じるのは、本作がドラマ初主演となるラッパーの般若。そのほか、成海璃子、吹越満、吉村界人、眞木蔵人、風間俊介といった実力派の豪華俳優らが脇を固める。
前回放送の第5話では、対立する「9門」と「REDHEAD」が手を組み、新種の合成大麻リキッド「ヘブン」の製造・流通の“黒幕”である市長の安堂誠（風間）に立ち向かうも、騒動の中で伊弉諾（般若）は警察官という素性を自ら明かしてしまう。
今回放送された最終話では、安堂が「大麻畑掃討作戦」で成果をあげたことを会見で報告するともに、「重大な発表がある」と国政進出に含みを持たせる。この会見を見ていた伊弉諾は“とある作戦”を思いつき、「9門」の面々の協力を得ようと、自分がモグラだったことを謝罪。「9門」No.2のOG-T（G-k.i.d）は強く反発するも、伊弉諾が「みんなのこと仲間だと思ってます」と心に訴えかけると、OG-Tは“「9門」のIZA”として再び迎え入れた。
その頃、留置場にいる「9門」のボス・火薬（Jin Dogg）と「REDHEAD」のボス・Born-D（吉村界人）も「まだ終われねぇな」と決意を新たに。再びラッパーたちが心を1つにして、安堂の悪事を暴くために動き出した。
市民の前で行われた安堂の国政進出演説では「みなさんの暮らしを守るために、ここで立ち止まるわけにはいかない」と力強く語り、大きな声援と拍手で送り出される。すると、広場に大きなトラックが乱入。留置場にいたはずの火薬が降り立ち、「『国民のため』ってどの口さげて言ってんだよ？またウソつくんだろ？安堂！」と言い放つと、安堂がハルク（眞木）を“消した”様子を捉えた映像を市民の前で公開した。
安堂が表情を歪めると、火薬は追い打ちをかけるように「オメェに会いたいヤツをたくさん連れてきたからよ」と呼びかけ、「9門」と「REDHEAD」のメンバー、そして伊弉諾が集結。ラッパーたちはマイクをつなぎ、安堂の悪事をリリックにのせて追い詰める。最後は伊弉諾がマイクを握ると、「俺は潜入捜査だけど辞めた選手交代／今はラッパーだからMIC持って裁く方だ」と、真のラッパーとなったことを高らかに宣言した。
壇上で伊弉諾と安堂が対峙すると、広場にはサイレンの音が鳴り響き、伊弉諾の元上司・草田（吹越満）が逮捕状を持って登場。果たして、“正義”は伊弉諾と安堂のどちらの手に。
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