大阪松竹座11月公演『じゃりン子チエ』の扮装ビジュアルが公開された。チエ（澤井梨丘）、テツ（波岡一喜）、ヨシ江（三倉茉奈）の“貴重”な親子3人仲良しショットとなった。
【写真】舞台『じゃりン子チエ』チエ、テツ、ヨシ江のビジュアル
はるき悦巳氏原作を地元・大阪で舞台化し、松竹創業130周年記念として大阪松竹座で11月15日～24日に上演。主人公チエは、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』で好演した澤井、テツは波岡、ヨシ江は三倉が演じる。
チエの家族を中心に、ヨシ江が家を出てしまい、チエとテツが2人で暮らす原作初期のエピソードとなる。不器用でヨシ江に対して素直になれないテツと、優しく控えめな性格のヨシ江。どうにか3人でまた暮らせるよう、チエ、おバァ（桂南光）、花井先生（赤井英和）らが奔走する。
■竹本チエ役・澤井梨丘コメント
こんにちは！チエ役の澤井梨丘です。憧れの大阪松竹座に出演できると聞いた時、天まで跳び上がるほどの喜びと緊張が同時に込み上げてきました。波岡さんとお会いして、流石（さすが）の貫禄とオーラにとても緊張しましたが、お話させていただくと、とても明るく気さくな方で、とても頼れる明るいお兄さん的な方でした。三倉さんは、綺麗で優しく、素敵な笑顔と包容力があり、とっても優しい方でした。お2人の力と共演者の方々の力をお借りして、松竹座130周年の舞台に恥じないよう全力で頑張ります！
■竹本テツ役・波岡一喜コメント
まさか自分がテツを演じさせていただく日が来るとは。小さい頃、アニメを観ていた自分に教えてあげたいです。正直、テツのイメージは僕ではありません。ゴツゴツした骨格も、顔も、雰囲気も全て。僕自身一番わかっております。しかし、やらせていただくからには、体も大きくし、少しでもテツに近づけるように、観てくださった方々に、波岡一喜のテツもアリやったなぁ〜と、言っていただけるように、精一杯暴れまくりたいと思います。皆様、何卒よろしくお願いいたします。
■竹本ヨシ江役・三倉茉奈コメント
お話をいただいた時、恥ずかしくも一瞬「まさかチエちゃん役…？」と思ってしまった三倉茉奈です（笑）。『ふたりっ子』でデビューした当時はチエちゃんと同じ小学5年生、今はヨシ江とほぼ同い歳ということもあり、なんだかご縁を感じております。チエ役の澤井梨丘ちゃん、テツ役の波岡一喜さんとは撮影で初めてお会いしたのですが、3人共バリバリの大阪出身人！しかも地元がとても近いことが判明し、一気に距離が縮まりました。どんな舞台になるのか今から楽しみです。多くの人に愛されてきた作品、大切に演じさせていただきたいと思います。
■演出家・村角太洋コメント
本作の演出を担当することを伝えますと、誰もが「へぇー！」と驚きを持って反応してくれます。作品の愛され度の大きさに武者震いの日々です。澤井さん、波岡さん、三倉さんがおそろいになった時のスタジオ内の興奮は凄まじく、ますます震えましたが、同時に確信も持てました。じゃりン子チエは人と人との物語。活力に満ちていて、時にやかましくて、愛にあふれる、豊かな色味を纏った温かな作品をお届けできるよう心を込めて演出いたします。
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