ダンス＆ボーカルグループ・FANTASTICSが21日、さいたまスーパーアリーナのスタジアムモードでグループ史上最大規模の単独ライブ『FANTASTICS LIVE 2025“RISING BUTTERFLY”』を開催。仮面ライダーガヴがサプライズ登場した。
【ライブ写真】映画『隣のステラ』主題歌を歌い上げる2人
アンコールでは、現在放送中の『仮面ライダーガヴ』の主題歌「Got Boost？」を披露。仮面ライダーガヴ、仮面ライダーヴァレン、仮面ライダーヴラムがサプライズで登場した。客席からはどよめきと歓喜の声があがり、まさにボルテージが一気に跳ね上がる瞬間となった。同作挿入歌でライブ初披露の「Shake it off」、映画『仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者』主題歌「Candy Blaze」も仮面ライダーガヴらとともに披露した。
公演開催前には、中島颯太、八木勇征、世界が囲み取材に参加した。仮面ライダーガヴの登場について、同映画にも出演する中島は「ワクワクが止まらないです」と興奮気味。「いろいろな世代の方にFANTASTICSを知っていただくきっかけをいただきましたし、僕たちも気合を入れて、圧倒的なオーラに負けない熱量でパフォーマンスをしたいな」と、公演前から気合十分だった。
また、同じく映画に出演し、仮面ライダーカリエスに変身する世界は「変身しますし、敵です」と、うれしさが隠せない様子。「東映の特撮作品が子どものころから好きだったので、スタッフさんたちと一緒に仕事ができたのがまずうれしかったですし、まさか出させていただけるとは。主題歌決定もうれしいし、変身までっていうのは」と、喜びをかみしめていた。
また、自身もドラマや映画などで活躍する八木は「FANTASTICSを応援していただく方の分母が増えればという目標があってやっているので、メンバー一人ひとりが個人仕事をやるのは、刺激になります」と背筋を伸ばし、「仮面ライダーに関しては、出演しているメンバーの話を聞くとワクワクしますし、予告映像を見て壮大でありながら泣ける話だなと思うので、僕もいち早く劇場に足を運びたいと思います」と前のめり。世界と中島もうれしげだった。
同公演は、19日、20日、21日の3日間にわたって開催。3公演で計6.6万人を動員。1公演で2.2万人を動員するのは、グループ史上最大となった。19日には挑戦の始まりと未来への準備をテーマにした“CRAWLING BUTTERFLY”、20日には静寂の中で変化を遂げることをテーマにした“SILENT BUTTERFLY”、最終日は自由、解放、進化の完成をテーマにした“RISING BUTTERFLY”と題し、異なるセットリストでパフォーマンス。9月6日からの全国アリーナツアー『FANTASTICS LIVE TOUR 2025“BUTTERFLY EFFECT”FLY WITH YOU』に向けて、進化を魅せた。
約2時間20分にわたる同公演では、アンコール、メドレーを含む全26曲（「FLY WITH YOU」は2回披露）をパフォーマンス。センターステージ、花道、トロッコ、サブステージを縦横無尽に駆け巡る一体感あふれる公演になった。ラストには、アリーナツアーのビジュアルも解禁した。
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