27日に行われた『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』は、会場のさいたまスーパーアリーナに4万3000人以上の観客を集め、メインで朝倉未来がクレベル・コイケに4年前のリベンジを達成するなど、熱い試合の連続となった。
【動画】全的中！斎藤裕の『超RIZIN.4』勝敗予想 朝倉未来vs.クレベルは展開もズバリ
この大会の注目カードを多くのファイターや格闘技関係者が事前に勝敗予想していたが、YouTube「U-NEXT格闘技公式」の勝敗予想番組で初代RIZINフェザー級王者の斎藤裕が、メインの朝倉vs.クレベルのほかバンタム級タイトルマッチの井上直樹vs.福田龍彌、伊澤星花vs.シン・ユジン、さらにフライ級GP1回戦の5試合の勝者まで、すべて予想を的中させていた。
朝倉とは2度、クレベルとも対戦したことがある斎藤は「3ラウンド判定で朝倉選手の勝利。（2021年6月の）前回では2ラウンドのコーナー際のヒジが勝負のポイントになって、三角締めのコンビネーションだったが、今回はぜんぜん違う展開になると思う」と分析。
朝倉が5月の鈴木千裕戦と同じように「朝倉選手がショートカウンターなどを織り交ぜて、クレベルがうまく組み付けないので一本は難しい。（朝倉が）ポイントを取っていくのでは」と予想。実際の試合もまさに斎藤の予想通り、朝倉がクレベルの寝技対策の成果を見せて判定2-1で勝利した。
さらに、斎藤は井上の判定勝利、伊澤の1ラウンド一本勝ち、そしてフライ級GP1回戦の5試合の勝者（元谷友貴、扇久保博正、伊藤裕樹、アリベク・ガジャマトフ、神龍誠）もすべて的中。現在は東京・秋葉原のラーメン屋「麺ZINさいとう」の店主として多忙な斎藤だが、格闘技を分析する能力は相変わらず冴え渡っていた。
5月の『RIZIN男祭り』の勝敗予想でも、斎藤は朝倉未来vs.鈴木千裕やクレベルvs.ラジャブアリ・シェイドゥラエフ戦も的中させていた。斎藤の9月の『RIZIN.51』の予想、そしてファイターとしての再起にも期待が高まる。
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