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Netflix新作3作品発表:戸田恵梨香×細木数子、役所広司×宮藤官九郎、『ジョジョ』最新作

2025/09/12 17:50

  • エンタメ総合
動画配信サービス「Netflix」新作3作品を発表

 日本でのサービス開始から10周年を迎える「Netflix」。これまでの常識を超え、クオリティにもこだわった幅広い作品ラインナップで存在感を築いてきた同社が、新たに日本発の注目3作品を発表した。『地獄に堕ちるわよ』『俺のこと、なんか言ってた?』『スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険』が今後配信予定となる。

【画像】新作3作品の画像を1枚ずつ

■Netflixシリーズ『地獄に堕ちるわよ』

 昭和から平成にかけて国民的人気を誇った占い師・細木数子。その半生を描いたアンチヒーロードラマが登場する。「アンタ死ぬよ」「地獄に堕ちるわよ」といった強烈なフレーズで時代を席巻し、著書は世界で最も売れた占い本としてギネス世界記録を樹立。2000年代に社会現象を巻き起こしたが、40代半ばで占い師になるまでの人生はほとんど知られていない。

 主人公・細木を演じるのは戸田恵梨香。欲望のためには手段を選ばず、それでも人を強くひきつけずにはいられない──そんな細木数子の波乱万丈な人生を、戸田が鋭く、そして鮮烈に体現する。

 戸田は「きっと皆さんも戸田恵梨香がやるなんてふざけているとでも思っていらっしゃることだろう。だがこの物語は、皆さんが知らない、ちょっと昔に本当にあった細木数子の人生が描かれていて、きっと皆さんをこの世界に没入させ、翻ろうさせてくれるに違いない。この占い師がなぜ社会現象を巻き起こし夢中にさせたのか、目撃してほしい」とコメントを寄せている。

 監督を務めるのは瀧本智行と大庭功睦。人間の本質に鋭く迫りながら、社会性を織り込んだ重厚な演出で高く評価されてきた瀧本は、細木の激動の半生を緻密かつ力強い映像で描き出す。大庭はNetflixとともに企画初期から本作に関わり、徹底したリサーチをもとに細木数子という圧倒的なキャラクター構築に貢献した。『全裸監督』『サンクチュアリ -聖域-』に続く、新たなアンチヒーロードラマは2026年Netflixにて世界独占配信。

■Netflixシリーズ『俺のこと、なんか言ってた?』

 Netflixシリーズ『離婚しようよ』やドラマ『不適切にもほどがある!』など話題作を次々と生み出してきた脚本家・宮藤官九郎とプロデューサー・磯山晶が再びタッグ。完全オリジナル脚本で挑むテーマは「承認欲求」。

 ロンドン・シェイクスピアグローブ座で日本人初主演の栄光を勝ち取った高瀬川玄は、とある理由から日本へなかなか帰ることができず2年ぶりの帰国を果たす。しかしそこで、承認欲求を持て余す彼に最大の悲劇が訪れる──なんと突然、世界から完全に忘れ去られてしまったのだ。

 主演を務めるのは、第76回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞(『PERFECT DAYS』)を受賞するなど国内外で活躍する役所広司。宮藤の完全オリジナル脚本に挑む役所は「宮藤官九郎さんの緻密で、ぶっ飛んでて、笑えて、妙に感動的な素晴らしい脚本を元に、猛暑の中スタッフ、キャストと共に楽しく撮影頑張っています。今回、人生二度目の『俳優役』をいただきました」とコメント。

 宮藤も「役所広司さんが、俺の書いたしょうもない台詞にまで全身全霊を注いでくださる。脚本家にとってこれ以上の喜びはない」と語り、磯山プロデューサーも「考えれば考えるほど役所さんしかいなかった」と手応えを語っている。

 名声も家族もお金も失った男は果たして、もう一度スポットライトを浴びることができるのか!? 承認欲求の塊の男が強制リセットされた人生で再起をはかるヒューマンコメディ。2026年世界配信に向けて制作中。

■アニメ『スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険』

 荒木飛呂彦原作のアニメシリーズの最新作『スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険』がNetflixで世界配信されることが決定。過去シリーズを手がけた最強のスタッフが集結し、最強の布陣でアニメ化に挑む。

 1986年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載を開始して以来、世界中で絶大な人気を誇る荒木飛呂彦の傑作漫画『ジョジョの奇妙な冒険』。ジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーという2人の少年の出会いから始まる、ジョースター家の血縁と因縁を描いた壮大な物語。現在は第9部『The JOJOLands』が「ウルトラジャンプ」で連載されている。

 『スティール・ボール・ラン』は、19世紀末のアメリカを舞台に、史上初の乗馬による北米大陸横断レースを描いた物語。元天才騎手でありながら半身不随となった主人公ジョニィ・ジョースターが、謎のアウトロー、ジャイロ・ツェペリと出会い協力関係を結び、共に北米大陸を横断する過酷なレースに挑む。

 監督を務める木村泰大は「アニメ化を監督として担えることに胸が高鳴っています。スタッフ一同も同じ思いを抱き、日々の制作に情熱を注いでいます。作品を通じて皆さんと熱を共有できる日を心待ちにしつつ、一緒にこの旅路を駆け抜けられたら嬉しいです」と、喜びの声を寄せた。

 なお、9月23日にはアニメ『スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険』の新情報発表イベントの開催も決定している。

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