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元阪神タイガース・横田慎太郎さんの実話映画『栄光のバックホーム』スペシャル予告編&場面写真

2025/10/22 23:17

  • 映画
映画『栄光のバックホーム』(11月28日公開)場面写真(C)2025「栄光のバックホーム」製作委員会

 2013年に阪神タイガースへドラフト2位で入団し、将来を嘱望されながらも、21歳で脳腫瘍を発症。病と闘いながら最後まで仲間を信じ続け、引退試合で見せた“奇跡のバックホーム”が人々の心に深く刻まれた横田慎太郎選手。その実話をもとにした映画『栄光のバックホーム』が、11月28日より全国公開される。このたび、特別編集した“スペシャルロングバージョン”の予告編と場面写真9点が解禁された。

【動画】映画『栄光のバックホーム』予告編-スペシャルロングバージョン

 主人公・横田慎太郎を演じるのは、元高校球児でもある新人・松谷鷹也。母・まなみ役で鈴木京香がダブル主演として出演し、息子を支え続けた母親の強く温かな愛を体現する。そのほか、阪神の先輩・北條史也役に前田拳太郎、慎太郎の恋人・小笠原千沙役に伊原六花、姉・真子役に山崎紘菜、スポーツ紙の野球担当記者・遠藤礼役に草川拓弥らが集結。

 さらに、阪神タイガースのスカウト・田中秀太役を萩原聖人、慎太郎のトレーナー・土屋明洋役を上地雄輔、掛布雅之役を古田新太、金本知憲役を加藤雅也、大阪の大学病院の主治医・鍵山博久役を小澤征悦、鹿児島の隣人・澤居修役を平泉成、神戸の大学病院の主治医・沼田徹役を田中健、神戸のホスピスでの担当医師・門倉勉役を佐藤浩市、阪神タイガース二軍監督・平田勝男役を大森南朋、慎太郎と交流の深かった川藤幸三役を柄本明、そして、慎太郎に多大な影響を与えた元プロ野球選手の父・真之役を高橋克典が演じる。

 主題歌は横田選手の登場曲であり、闘病中の心の支えとなった、ゆずの「栄光の架橋」。阪神が18年ぶりのリーグ優勝を決めた2023年9月、甲子園球場で4万人の観客が横田選手に向けて大合唱したことでも知られる。

 解禁された予告編では、ゆずの楽曲にのせて、横田選手本人の記録映像や、主演の松谷・鈴木の姿、製作総指揮・見城徹のコメント、そして本編の初公開映像が収められている。病の発覚後も夢を追い続け、仲間や家族、指導者に支えられながら“生きること”を諦めなかった横田選手の姿が、心を打つ映像として描かれている。

 さらに映像とあわせて解禁された場面写真では、夢を胸にプロの世界へ飛び込もうと甲子園へ降り立った横田選手(松谷)の決意がにじむ背中や、横田選手の母・まなみ(鈴木)と元プロ野球選手の父・真之(高橋)、姉の真子(山崎)が阪神グッズを身に着け声援を送る温かい家族の姿。

 野球界復帰のため懸命にリハビリをする横田選手とトレーナーの土屋明洋(上地)、そして阪神タイガースの先輩・北條史也(前田)や横田選手の想い人でもある小笠原千沙(伊原)、スポーツ紙の野球担当・遠藤記者(草川)をはじめとする横田選手を支える周囲の人々など、仲間との絆や日常の何気ない瞬間まで、物語のキーとなる数々の場面が切り取られている。

 特に、松谷が実際に猛特訓を重ねて挑んだ“奇跡のバックホーム”のシーンは、観る者すべての胸を震わせるクライマックスとなっている。

 野球に生き、家族と仲間に支えられながら、28年の生涯を駆け抜けた横田慎太郎。彼が残した“生きる力”と“感謝の想い”がスクリーンで蘇る――。

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