ミュージシャンで俳優のピエール瀧(58)が、ドキュメンタリー映画『MARINES DOCUMENTARY 2025 すべての敗れざる者たちへ』(12月12日公開)のナレーションを担当することが明らかになった。20日、千葉ロッテマリーンズが発表した。
【動画】「この映画は2025年の敗北を描く」千葉ロッテ、ドキュメンタリー映画のティザー映像
本作品は、長いペナントレースを戦う選手が語る野球選手としての言葉や、チームがどのようにシーズンに挑んできたのか、どのように1年間を戦い抜いてきたのか、チームのさまざまな姿を描くドキュメンタリー映画となっている。
■ピエール瀧コメント
「鈴木昭汰投手がルーキーで入団した2020年、スポーツチャンネルでマリーンズの試合を全試合&全イニング観てみようと決めてから6年目の最終戦のZOZOマリンスタジアム。球場でお会いした、スマートなスーツ姿の球団関係者の方に映画のナレーションを依頼されました。最初は『いやいや、自分なんてそんな』とお断りしましたが、『是非に』ということで僭越ながら担当させていただくことになりました。後から聞いたらそのスーツ姿の方、マリーンズの球団社長さんでした。無知ですいません。歴史あるマリーンズ、そしてファンの皆様のために今年の記憶と記録のお手伝いをさせていただきます。よろしくお願いします」
■ピエール瀧プロフィール
1967年、静岡県出身。89年に石野卓球らと結成した電気グルーヴでミュージシャンとして活動する一方、95年頃から俳優としてのキャリアをスタート。映画『凶悪』(2013)の演技が評価され、第37回日本アカデミー賞優秀助演男優賞など、数々の賞を受賞。主な出演作品は、ドラマ『64(ロクヨン)』(15)、映画『怒り』(16)、映画『アウトレイジ 最終章』(17)、Netflixシリーズ『全裸監督』(19)、『サンクチュアリ -聖域-』(23)、『地面師たち』(24)など。また、ゲームや映像のクリエイター、プロデューサー、執筆業など、活動は多岐にわたる。
■映画イントロダクション
Vision2025を掲げ、新たな常勝軍団となるべく臨んだシーズン。しかし、気づけば優勝から最も遠い場所にいた。この映画は2025年の敗北を描く。それは、決して心地よい物語ではない。この映画に価値があるとしたら、それは、敗北の中でもがき続けた選手たち、彼らを支えたスタッフ、そして、敗北を超えて応援し続けてくれたファンの姿を記録し、描くことにある。負けっぱなしでは終われない すべての敗れざる者たちへ。
ピエール瀧、千葉ロッテ“2025年の敗北を描く”映画でナレーション オファーした“社長”に気付かず「無知ですいません」
2025/11/20 12:32
- 映画
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