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富士薬品、鶴ヶ島市と包括連携協定を締結

2025/10/17 19:10

  • 株式会社富士薬品
  • 経営情報
株式会社富士薬品
~ 市民の健康づくりの推進と、市民サービス向上に取り組む~

 医薬品の開発から製造・販売までを行う複合型医薬品企業の株式会社富士薬品(本社:埼玉県さいたま市 代表取締役社長:高柳 昌幸、以下「富士薬品」)は、2025年10月17日(金)、埼玉県鶴ヶ島市と健康増進に関する包括連携協定を締結いたしました。
 富士薬品は本協定をもって鶴ヶ島市と連携し、配置薬販売などの事業活動を通じて、鶴ヶ島市民の健康づくりをはじめ、市民サービスの向上に資する以下の6項目に取り組みます。これにより、鶴ヶ島市の地域活性化に貢献することを目指します。同日、鶴ヶ島市役所において協定締結式を行いました。



協定締結式(左から、埼玉県鶴ヶ島市 市長 齊藤 芳久氏、株式会社富士薬品 配置事業本部 配置営業統括部 第2営業部 部長 伊庭 圭之助)

 連携協定6項目

(1) 健康づくりに関すること
 配置薬は、ご契約いただいているお客様のもとを定期的に訪問する「廻商」スタイルのビジネスです。また、厚生労働省の定めにより、配置薬販売を行う営業員は、原則として登録販売者(※1)の資格を有しています。この仕組みと営業員の専門知識を生かし、お客様のお宅を訪問した際に、OTC医薬品の適正使用の啓発や健康診断の受診の呼びかけなど、地域住民の健康意識の向上につながる活動を行います。

(2) 安心・安全な暮らしの実現に関すること
 熱中症や夏バテ予防など、季節ごとの疾患予防・事故防止を啓発する情報提供や、健康に関する講座・イベントの実施などを行います。また、ご高齢の方のいらっしゃるお宅を訪問した際には積極的な声掛けを行うほか、市のガイドラインに則り、日常の営業活動を通じて徘徊者等の捜索協力を行うなど、鶴ヶ島市の安心・安全な暮らしの実現を支援します。

(3) こどもたちの育成や子育て支援に関すること
 配置薬は、定期的な救急箱のメンテナンスによって、“いざというとき薬がそばにある”という価値を提供するサービスです。こうしたサービスを通じて、こどもたちの育成につながる取り組みを鶴ヶ島市と協議・検討してまいります。

(4) 防災・災害対策に関すること
 災害への備えとして、平常時から市の公共施設への配置薬の設置を支援し、災害発生時にはこれを防災救急箱として無償化します(※2)。また、避難所が開設された場合、鶴ヶ島市の要請に応じて避難所へ医薬品を無償提供します。その他、鶴ヶ島市からの防災・災害対策に関する情報を、営業員が廻商時に地域のお客様へお届けしてまいります。

(5) シティプロモーションに関すること
 富士薬品が運営する鶴ヶ島市内のドラッグストアにおいて、同市のイベントや取り組みに関するポスターの掲示や、チラシの配布を行うほか、合同イベントの提案や協力を検討します。

(6) その他市民サービスの向上と地域の活性化に関すること
 上記の他、鶴ヶ島市の情報発信やイベントへの協力をはじめ、市民サービスの向上と地域活性化に資する具体的な取り組みを、鶴ヶ島市と協議のうえ実施してまいります。

(※1)登録販売者とは、一般用医薬品(OTC医薬品)の販売に必要な専門資格。医薬品の専門の知識を持ち、薬剤師しか販売できない第1類医薬品を除く一般用医薬品を販売することができます。
(※2)「配置薬」をご契約中のお客様が被災された場合、従来無償で提供しています。

 協定の背景

 鶴ヶ島市では、将来像である「しあわせ共感 安心のまち つるがしま」の実現を目指し、まちづくりの指針となる計画「第6次鶴ヶ島市総合計画(※3)」(期間:2020年~2029年)のもと、「こどもにやさしいまちづくり」「いつまでも健康でいられるまちづくり」「多様な働き方が実現できるまちづくり」の3つを重点戦略として、市民の健康づくりをはじめ、様々な市民サービスの向上に取り組んでいます。
 一方、富士薬品は、「とどけ、元気。つづけ、元気。」のスローガンのもと、ひとの元気なくらしを支え続けることを使命に掲げ、配置薬販売をはじめ、ドラッグストア・調剤薬局の展開、医薬品の開発・製造を通じて、地域の人々の生活に寄り添う良質なサービスの提供に努めています。特に配置薬においては、鶴ヶ島市のご家庭や企業を合わせ現在約1,200軒のお客様にお使いいただいています。そして昨今は、配置薬販売をはじめ富士薬品の事業活動を通じて、地方自治体が取り組む地域住民の健康づくりを支援すべく、2022年の新潟県南魚沼市を皮切りに、地方自治体との連携協定を推進しています。
 こうした中で鶴ヶ島市からは、富士薬品が事業活動を通じて、鶴ヶ島市の多くの地域住民の生活に接していることに加え、お客様のもとを一軒一軒訪問するという配置薬販売の営業スタイルが、市民サービスの向上に生かせるとして、この度の連携協定の締結に至りました。自治体との連携協定は、これにより33例目となります。
 富士薬品は鶴ヶ島市と連携して同市民の「健康づくり」の推進をはじめ、市民サービスの向上、ひいては地域社会の活性化に貢献してまいります。
(※3)「第6次鶴ヶ島市総合計画」https://www.city.tsurugashima.lg.jp/page/dir006046.html

 富士薬品について

 富士薬品は、1930年富山県富山市における配置薬販売業の創業からスタートし、現在では配置薬販売事業に加えて、ドラッグストア・調剤薬局事業、医薬品製造事業、医薬品研究開発事業、医療用医薬品販売事業を展開する複合型医薬品企業です。スローガン「とどけ、元気。つづけ、元気。」のもと、富士薬品グループ全体で日本全国に1,273店(2025年3月末時点)を展開する「セイムス」ブランドを中心としたドラッグストアと、全国に広がるラストワンマイルを埋める配置薬販売ネットワークを生かし、誰もが豊かな人生を送れる社会の実現に向けて、人々の暮らしのあらゆる場面で寄り添い、元気な生活を支え続けてまいります。


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