「喜多三商店」7月3日オープン! 空き店舗にエール関連商品

 
エール関連商品などを並べるスタッフら

 朝ドラ「エール」に合わせ、福島市の県庁通り商店街振興組合は3日、同市大町の県庁通りに面した空き店舗(関ビル1階)にエール関連商品などを扱う売店「喜多三(きたさん)商店」を開店する。

 店名は古関裕而の生家が営んでいた呉服店「喜多三」から名付けた。当初はエールの放送に合わせて営業を始める予定だったが、新型コロナウイルスの影響で開店が遅れていた。

 店内にはエールに合わせて開発された土産物や県内の産品が並んでいる。中野義久理事長(41)=文化堂社長=は「街中を活気づけたい」と話している。

 営業時間は午前10時~午後5時。毎週火曜日定休。すぐ近くのNTT東日本大町ビル1階には、古関の写真や資料などを展示している「古関裕而まちなか青春館」が開設されている。

 限定品「こけし裕而」

 喜多三商店では、県庁通り商店街振興組合が企画した限定商品「こけし裕而」が販売されている。

 古関裕而と妻金子(きんこ)をイメージしたこけしで、ぬくもりのある表情とおしゃれな見た目が特徴的。土湯こけしの工人、野地三起子さんが制作している。価格はセットで4500円(税別)。