人生というのは何が起きるか分からない。あの日の偶然がなければ今の私はない。 「学法石川の監督をやってほしい」。大学院1年の年末にかかってきた電話。相手は当時の学法石川高陸上競技部監督の酒井俊幸さん(現・東洋大監督)だった。東洋大ではその直前、部員の不祥事により当時の監督が辞任。酒井さんが新監督に就任することになり、学法石川の後任を探していたのだった。 「ふさわしい人を後任に据えないと周囲が納得し...
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