古里の偉人が縁を紡いでくれた。 2019年5月、私は1週間にわたり米国・ニューヨークの日本クラブギャラリーで、「福島の花」の個展を開催した。カーネギーホールの斜め向かいという、立地にも恵まれた会場だった。 アートの本場で刺激を受けたい気持ちが抑えられなかった。会場側の審査を経て提示された会期は5月。その時期が偶然にも同郷の細菌学者野口英世博士の命日と重なることを知った時には、とても不思議な縁を感...
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