今から約8500万年前の白亜紀、現在の日本近海に生息したクビナガリュウがいた。和名は「フタバスズキリュウ」。 その化石をいわき市の双葉層群という地層から発見したのは、53年前の1968(昭和43)年のことだった。それは偶然見つけたのではなく、多くの人とのつながりがあったから。どの一つが欠けても、フタバスズキリュウにたどり着くことはできなかっただろう。 日本で大型動物の化石が発掘されることなど、ま...
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