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【1】白亜紀の日本のぞく窓 フタバスズキリュウ発見者・鈴木直

2021/08/17 08:30

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いわき市石炭・化石館に展示しているフタバスズキリュウの復元骨格模型。化石の発見で白亜紀の「窓」が広がった
鈴木 直さん

 今から約8500万年前の白亜紀、現在の日本近海に生息したクビナガリュウがいた。和名は「フタバスズキリュウ」。 その化石をいわき市の双葉層群という地層から発見したのは、53年前の1968(昭和43)年のことだった。それは偶然見つけたのではなく、多くの人とのつながりがあったから。どの一つが欠けても、フタバスズキリュウにたどり着くことはできなかっただろう。 日本で大型動物の化石が発掘されることなど、ま...

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