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斎藤清、見つめる「目」や女性像 「会津の冬」と違う魅力 柳津で企画展

2024/12/18 11:50

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斎藤清「赤い花」(1948年、紙・木版)(C)Hisako Watanabe
斎藤清「凝視」(1963年、紙・コラグラフ)(C)Hisako Watanabe
斎藤清「ワイン パリ」(1960年、紙・木版)(C)Hisako Watanabe
独学で習得したとされる初期の油彩画。斎藤清「樹間風景」(制作年不詳、画布・油彩)(C)Hisako Watanabe

 会津坂下町出身の版画家斎藤清と聞いて多くの人が思い浮かべるのが、版画シリーズ「会津の冬」だろう。その印象を大きく変える作品の数々が、柳津町のやないづ町立斎藤清美術館で開催中の企画展「これも斎藤清なの?」で展示されている。見る者を見つめる「目」を描いた版画や、初期の油彩画などによって、彼の意外な一面とその魅力を紹介している。(柳沼力樹)  目が印象的に描かれている作品の一つが、1948年制作の版...

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