東京電力福島第1原発事故後の除染で出た廃棄物の最終処分を巡り、国立環境研究所が実現可能な技術的選択肢を検討し、3案にまとめたことが10日、分かった。最終処分対象物の放射能濃度は1キロ当たり9万~7億ベクレルで、濃縮して体積を減らす「減容化」を最大限実施した場合、廃棄物量は13トン(ドラム缶25本分)と小規模になる。環境省は20日にも最終処分の考え方を公表する方向で調整しており、この研究成果を参考...
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