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処理水空タンクの側板溶断開始、東電福島第1原発 12基解体へ

2025/02/20 11:45

処理水を保管していたタンクの側板にガスバーナーで切れ目を入れる作業員(東京電力提供)

 東京電力福島第1原発にたまる処理水の海洋放出に伴い空となったタンクの解体について、東電は19日、タンク側板の溶断作業を始めたと発表した。

 同日はガスバーナーを使い、側板の縦1列に切れ目を入れた。今後、側板を切り離す作業に取りかかる。側板は縦に12分割される。

 東電は放出で空となった溶接型タンクの初めての解体作業を14日に始めた。2025年度末までにタンク12基を解体する計画で、1基当たりの解体に2~3週間かかる見通し。

 また第1原発1号機の原子炉格納容器の内部環境調査を19日終えた。

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