桑折町は9月下旬、1町3村が1955年1月に合併して町制施行70周年を迎えたことを記念して「(仮称)こおり宿楽市・楽座in山車フェス」を開催する。当時の桑折宿のにぎわいを再現して交流人口を拡大し、地域住民の地元に対する思い(シビックプライド)の醸成を図る。
高橋宣博町長が2月28日に開会した3月議会で発表した。町によると、かつて奥州・羽州街道の分岐点の宿場町「追分」として栄えた経緯を踏まえて企画した。町の特産品であるモモの最盛期後の9月下旬の開催を予定している。
イベントは町役場駐車場を会場に本県や宮城、山形など近隣県の飲食ブースや地元の特産品を販売するブース、ステージイベントなどを予定している。
町内の旧伊達郡役所から町役場までの山車巡行も検討している。イベントの内容などは今後、詳細を詰めていく。