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さよなら富良野、笑顔で巣立ち 原発事故で避難生活、育んだ芸術の夢

2025/03/09 10:30

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雪に覆われた木々を見上げるなづなさん(右)と由紀さん
富良野市に到着した際、(右から)なづなさんと由紀さんを訪ねた倉本さん=2011年4月

 東京電力福島第1原発事故の発生を受け、相馬市から北海道富良野市に避難し、生活を続けてきた伊藤なづなさん(18)が、東京の大学への進学に伴い、母由紀さんらと共に14年暮らした北海道を離れる。「北海道で、一生の友人ができた。富良野が大好きになった」というなづなさんは笑顔で巣立ちの日を迎える。  東日本大震災と原発事故の発生時、なづなさんは4歳。相馬市で絵画教室にいる途中だった。なづなさんと2人暮ら...

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