郡山市のこおりやま文学の森資料館で開館25周年記念企画展「宮本百合子その目に映るもの」が開かれており、作家宮本百合子(本名中條ユリ)の生涯を紹介している。6月15日まで。
宮本百合子は東京生まれで、安積開拓の功労者中條政恒が祖父。幼少期に開成山の祖母の家に遊びに来た際、貧しい農民の姿を目にした体験が文学への原点となった。
会場にはペン先やビアジョッキ、肖像写真など70点を展示。来場者は宮本百合子の原稿や書籍、作品掲載誌などを観賞し、その生涯を振り返った。
時間は午前10時~午後5時(入館は同4時半)。料金は一般200円、高校・大学生100円、中学生以下、65歳以上、障害者手帳を持っている人は無料。月曜日休館(祝日の場合は翌日)。問い合わせは同館(電話024・991・7610)へ。