西陣織で江戸時代の画家・伊藤若冲の名画を再現した作品展が7日、福島市のキョウワグループ・テルサホール(福島テルサ)で始まった。11日まで。
若冲の代表作「動植綵絵(さいえ)」などを、職人が伝統工芸「西陣美術織」を用いて緻密に再現した作品約50点を展示している。織元などでつくる西陣美術織・若冲全国巡回展実行委員会の岩崎圭祐さんは「細かな絵を繊細に表現する西陣織の技術を知ってほしい」と呼びかけている。時間は午前10時~午後5時(最終日は同4時)。入場無料。問い合わせは、実行委(電話075・548・7505)へ。