新聞を教材とするNIE(教育に新聞を)の普及に取り組む県NIE推進協議会は26日、福島市で総会を開き、本年度のNIE実践指定校として12の小中高校を決めた。
協議会は福島民友新聞社をはじめ、県内地方紙や全国紙など8社と通信社2社、県教委などでつくる。実践指定校は継続が6校、新規が6校となった。
石幡良子会長が「子どもたちは多くの情報から正しいものを見抜き、正しいことを発信する力を磨く必要がある。県内の教育現場をサポートしたい」とあいさつした。第30回NIE全国大会神戸大会への参加などを盛り込んだ本年度事業計画も承認した。
NIE実践指定校次の通り。
継続=庭塚小、渡利中、桜の聖母学院中(福島市)高坂小(いわき市)原町三中(南相馬市)石川義塾中・学法石川高(石川町)▽新規=桜小、湖南小中(郡山市)城西小、湊学園後期課程(会津若松市)常葉小、船引南小(田村市)