福島民友新聞創刊130周年記念事業「みちのく潮風トレイルウォークin相馬」は8日、相馬市で開かれる。県内外から訪れるウオーキング愛好者をきれいな環境で迎えようと、7日は特別協賛の日本航空社員がコース沿いの清掃活動に汗を流した。
相馬市商工観光課職員らを含む約20人が参加。松川浦環境公園から和田観光いちご園にかけて雑草を刈ったり、ごみを拾ったりした。日本航空の大田啓之東北支社長は「相馬の絶景スポットを多くの人に気持ちよく歩いてもらい、東北への観光周遊につなげたい」と話した。
同トレイルは青森県八戸市から相馬市までの太平洋岸約1000キロを縦断する長距離自然歩道。8日は午前10時に相馬市民会館を出発する。コースは松川浦環境公園までの短距離(約6キロ)と松川浦大橋などを通り海岸沿いの鵜ノ尾岬夕陽(ゆうひ)の広場まで歩く長距離(約10キロ)の二つ。株式会社ポケモンの協力で「ピカチュウ」やふくしま応援ポケモンの「ラッキー」が同会館に来場する。のり汁やイチゴの振る舞いなども予定している。
環境省と実行委員会(福島民友新聞社、読売新聞社、福島中央テレビなどで構成)の主催。参加申し込みは締め切っている。