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【震災14年3カ月】避難地域の自主防災 住民「共助」命守る

2025/06/11 11:30

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防災をテーマにした新たなコミュニティーづくりを中心となって進めている行政区長の(左から)永田さん、佐藤さん、池田さん。今後は地区内に立地する小学校やこども園とも連携して、防災まちづくりを進める考えだ=浪江町幾世橋地区
2月に開かれた防災交流会。地区内を住民たちで歩きながら、災害時の危険箇所などを確認した=浪江町川添地区
4月の総会後にバーベキューをして交流を深める地域住民。これまで交流事業では芋煮やおにぎりを住民たちで作ってきたが、役割の偏りをなくそうとバーベキューが行われた=浪江町樋渡・牛渡地区
5月31日に開かれた駅西住宅管理組合の総会で、住民たちは自主防災組織の設立について意見を出し合った=双葉町
消火訓練を行う富岡町婦人消防隊
藤室玲治特任准教授

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故に伴う避難を経て、移住者も地域に加わる中、浜通りの被災地では自主防災の活動が重要な役割を担っている。全国的に災害が頻発し、地域の防災力強化が求められる中、住民たちは新たなコミュニティーを築きながら、災害から「共助」で命を守る体制づくりを進めている。 新たなコミュニティー 福島大との協力 【浪江町幾世橋地区】町内で最も居住人口が多い幾世橋地区(幾世橋、北幾世橋...

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