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【最終処分まで20年・約束の行方】「汚染土」呼称…今なお 根強い誤解、再生利用の壁

2025/06/28 09:30

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双葉、大熊両町の中間貯蔵施設では大量の除染土壌が保管されている。再生利用対象の低濃度土壌は最終的に700万~950万立方メートル(東京ドーム約5~7個分)に上るとされる

 東京都新宿区議会で2024年9月、東京電力福島第1原発事故に伴う除染土壌の再生利用を巡る騒動があった。 「これは再生利用などではない。汚染の移動だ。放射能汚染土の再生利用は、進めてはいけない」 れいわ新選組議員がこう発言すると、即座に自民党議員が注意を求める動議を提案。「人権侵害につながり得る発言があった」と問題視した。 動議を出した渡辺美智隆区議は取材に「『汚染土』と呼ぶことは福島の人々に対す...

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