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【最終処分まで20年・約束の行方】県内の再生利用慎重 双葉町長の発言、福島県は静観

2025/06/29 08:25

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県内での再生利用を巡る伊沢町長(左)の発言は波紋を呼んだが、県内首長に同調の動きは見られない。内堀知事も賛否は示しておらず、静観する県の姿勢には変化を求める声もある

 東京電力福島第1原発事故の除染で出た土壌の再生利用について、双葉町の伊沢史朗町長が「まず県内で取り組む必要がある」と発言してから4カ月。中間貯蔵施設を抱える町のトップが投じた一石は福島県内外に波紋を呼んだが、県内首長に同調の動きは見られない。 「覚悟を持った発言だが軽々に話すことはできない」「市民の理解の下、将来的に考えたい」―。各首長は慎重な姿勢を示すにとどまり、踏み込んだ議論には至らなかった...

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