大堀に窯元がもう1軒、帰ってくる―。東京電力福島第1原発事故で浪江町大堀地区から白河市に避難している大堀相馬焼いかりや窯は、同町で工房を再建することを決めた。来春ごろのオープンを目指しており、13代目の山田慎一さん(54)が「自分たちが産地再生の一助になれば」と準備を進めている。 大堀地区に20以上あった窯元は、原発事故で各地に離散した。高齢化や後継者不足を理由に休廃業する窯元もあり、数は半数ま...
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