東京電力福島第1原発事故後の除染で出ると見込まれる土壌は1485万立方メートル、廃棄物(草木など)の焼却灰は42万トン。最終的には東京ドーム12杯分に及ぶ量だ。国は1キロ当たり8千ベクレル以下の土壌を公共工事に再生利用し、残りは量を減らす「減容化」を図って最終処分する方針だが、コストはどれほどかかるのか。 環境省は低コスト化を優先し、総額の提示は2025年度以降に先送りしている。福島民友新聞社は...
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