県弁護士会の三瓶正会長は7日、速やかな選択的夫婦別姓制度の導入を求める会長声明を発表した。声明では、民法750条は形式的には夫婦いずれの姓も選択し得るとしているが、2023年に婚姻届を提出した夫婦のうち約95%が夫の姓を選択したと指摘。多くの女性が改姓を余儀なくされ、アイデンティティーの喪失や生活上の不利益を強いられており、婚姻における個人の尊重と両性の本質的平等を定める憲法24条に反すると主張した。
福島県弁護士会、選択的夫婦別姓の導入求める
2025/08/08 08:00
2025/08/08 08:00
県弁護士会の三瓶正会長は7日、速やかな選択的夫婦別姓制度の導入を求める会長声明を発表した。声明では、民法750条は形式的には夫婦いずれの姓も選択し得るとしているが、2023年に婚姻届を提出した夫婦のうち約95%が夫の姓を選択したと指摘。多くの女性が改姓を余儀なくされ、アイデンティティーの喪失や生活上の不利益を強いられており、婚姻における個人の尊重と両性の本質的平等を定める憲法24条に反すると主張した。