企画展の観覧で宿泊がお得に　土湯温泉協と福島県立美術館が初の試み

　土湯温泉観光協会は、福島市の県立美術館で開催中の「金曜ロードショーとジブリ展」や今後開催予定の企画展と連動した宿泊割引きキャンペーンを展開している。宿泊料金から企画展の入場料分の金額を割り引き、県内外からの来場者を宿泊につなげることでさらに機運を盛り上げる。１２月１４日まで。

　同協会加盟の１８旅館が対象。宿泊料金は各旅館で異なり、同協会を通じて宿泊予約する。割引きを受けるには宿泊日当日または翌日の観覧証明が必要。人数や金額に上限は設けていないが、旅館によってはプランに上限数が設定されている場合がある。

　申し込み、問い合わせは同協会（電話０２４・５９５・２２１７）へ。

　土湯温泉の旅館女将（おかみ）らでつくる土湯女将美湯の会の渡辺いづみ会長と渡辺啓子副会長、森山雅代、菅藤江未の両委員、同協会本部事務局の加藤舞次長は「協会として初の試み。多くのお客さまにお越しいただき、経済活性化にも貢献したい」と利用を呼びかけた。